vol.6 Just Do It! 動詞映画まつり(4)

katokutai2006-09-29

おかげさまで第6回も無事終了しました。
次回は来春の開催に向け、ただいま企画中です。
とりあげるテーマや上映作品のリクエストなど
ございましたらお気軽にお聞かせください。
(E-mail:shimizu4310□dolphin.ocn.ne.jp □=@
 あるいは下のコメント欄もお使いください)
宜しくお願い申し上げます。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
科学映画特捜隊 vol.6 2006年 夏
Just Do It! 動詞映画まつり
1960年代から80年代にかけて、科学技術庁がスポンサーとなって製作された科学映画にはなぜか動詞を題名にした作品が多い!身近な話題から科学への興味を引き出す秀作群を大特集!


4カ月連続開催!/16mm上映/鑑賞無料(上映カンパ歓迎)
会場:neoneo坐(都営新宿線小川町駅 B5出口 ドトール裏 徒歩1分)
http://www.neoneoza.com/


(4) 9月29日 (金) 19:30〜21:15


きる−切断のなぞを探る−
1971年 27分 カラー 16mm 制作:学研映画
製作:原正次・石川茂樹 脚本・演出:定村武士 撮影:平野光徳
照明:桜井好雄 演出補:磯辺邦憲 撮影補:阿部行雄 効果:原邦男
音楽:桑原研郎 解説:久米明
日常生活の中で経験する「きる」という現象を、単純なものから工業分野での高度な切断技術まで系統的に探る。

定村武士【さだむら・たけし】
埼玉大学文理学科卒業後、1959年に学研入社。現在は(財)日本科学映像協会 常務理事。
主な作品:パンの科学(1965)黒い霧-スモッグに挑む-(1965)限りなき技術の歩み-ガラス-(1966)シミュレーター-新しい教育訓練-(1969)きる-切断のなぞをさぐる-(1971)海と太陽の島-おきなわ-(1972)こわす(1973)自動機械を考える-人間性回復のために-(1975)愛のライフライン 腎移植(1976)ロボットとともに(1983)奥の細道の世界(1984)海底に築く人工山脈-新しい漁場の創造-(1988)


分ける
1977年 25分 カラー 16mm 制作:鹿島映画 (現・カジマビジョン)
プロデューサー:田村達 演出:港健二郎 脚本:辻功 撮影:金子慈夫
自然界ではほとんどのものが混ざり合い、溶けあって存在している。ふるい分ける、比重の違い、融点の違いで分けるなど、「分ける」技術の発達を見る。

港健二郎【みなと・けんじろう】
1947年福岡県大牟田市生まれ。1970年早稲田大学第一文学部社会学専修卒業後、鹿島映画を経てフリーの映像作家となる。劇映画脚本『よみがえれ歌』で第4回城戸賞準入選(1978年度)。2005年には三井三池争議をモチーフとした長編劇映画『ひだるか』を監督。現在各地で上映中。※東京では10/21〜11/3、シネマアートン下北沢にて。http://www.hidaruka.com/
主な作品:病院建築-新たな医療空間を求めて-(1976)三保ダム建設の記録(1977)分ける(1977)セメントバチルス工法(1978)原子力発電のより高い信頼性を求めて(1978)共同備畜基地第1号-石油危機に備えて-(1979)内燃機関から外燃機関へ(1979)渓谷に架ける(1982)核・トマホーク-悪魔のミサイル-(1984)黒ダイヤとよばれて-三井三池と筑豊の盛衰-(2001)ひだるか(2005)


とぶ−飛ぶと跳ぶの関係−
1985年 20分 カラー 16mm 制作:岩波映画製作所
プロデューサー:片野満 演出:益田仁 脚本:牧衷 撮影:中谷英雄
人工衛星から飛行機、ロケット、さらには体の大きさと飛び方の関係、秩父の竜勢祭などを紹介し、地面をポンと蹴って飛び上がる原理は同じことが見えてくる。


あそぶ−狐拘狸さんの事−
1986年 20分 カラー 16mm 制作:岩波映画製作所
プロデューサー:片野満 演出:益田仁 脚本:牧衷 撮影:八木義順
照明:藤来義門 録音:田辺信通 実験:深田三郎 レポーター:若杉恵子
協力:東京都目黒区立目黒第七中学校
小中学生の間で流行をくり返している「コックリさん」を実験的にとり上げ、その正体をつきとめる。ファラデーの科学的解明の紹介、複雑な人の心の働きの問題を考察していく。

益田仁【ますだ・ひとし】
主な作品:からだの情報をとらえる-新しい放射線診断-(1980)力はたがいにはたらきあう(1982)力の平行四辺形(1982)とぶ-飛ぶと跳ぶの関係-(1985)あそぶ-狐狗狸さんの事-(1985)紙・限りなくヒトに近く(1985)感じる(1986)夏子 NATSUKO from Tokyo(1986)


上映協力◎科学技術映像ライブラリー/東京都立日比谷図書館