vol.4 宇宙映画大作戦 STAR MOVIE TREK

たくさんのご来場ありがとうございました!
次回<11月6日(日)開催予定>をお楽しみに!



敬礼するナカムラ隊員。
(背後の"困った図柄"のポスターは湯布院の渕野恵太氏特製!)



トーク終了後の皆さん。暗くてゴメンナサイ…。
中央で敬礼するオカダ隊員&ナカムラ隊員。



★科特隊からのメッセージ★
我々は科学映画特捜隊、略して「科特隊」である。その任務は地球の防衛……
ではなくて、日頃なかなか観られない科学映画の分野から面白い作品を探し出し、
秘密基地「neoneo坐」で上映することである。
4回目の出動は、宇宙へ飛び出すこととなった。ちょっと大きく出たが、
日本の宇宙開発50周年に免じて許していただきたい。
「えー科学映画あ?」などと言わず、我々と興奮を分かち合ってほしい。
一目観ればすぐに分かるだろう。優れた科学映画はエンタテインメントなのだ、と。
では日曜の昼下がり、神田小川町でお会いしましょう。


2005年7月31日(日)
17:00〜19:25 上映/おとなもこどもも鑑賞無料!


『ロケット開発のパイオニア
2002年/22分/カラー/ビデオ/
企画:NASDA 宇宙開発事業団/製作:日本宇宙フォーラム+メディアアトリエ

【最初は23cmのペンシルロケットだった】
宇宙開発に生涯を捧げた、ツィオルコフスキー(ロシア)・ゴダード(アメリカ)・
オーベルト(ルーマニア)・フォン=ブラウン(ドイツ)・コロリョフ(ソ連)・
そして糸川英夫。日本初の試験ロケット「ペンシルロケット」など、貴重な記録
フィルムを駆使しながら先駆者たちの偉業に迫る。フリッツ・ラング監督も
オーベルトのロケットを使って『月世界の女』を撮影しようとしていた!
(上映協力:JAXA 宇宙航空研究開発機構


『M-V 宇宙 (そら) へ』
1997年/48分/カラー/ビデオ版上映/
企画:ISAS 文部省宇宙科学研究所/製作:電通電通テック
脚本・演出:井上勤/撮影:滋沢雅人・鈴木完周・山崎賢次ほか

【科特隊・カトウ隊員も撮影スタッフ!最新鋭ロケットの記録】
1997年2月12日、鹿児島県内之浦の観測所から打ち上げられた大型ロケット
M-Vの開発工程と発射の様子をフォトジェニックに捉えた一大記録篇。
官能的な動きを見せるさまざまな内部装置、そして四方八方から撮影された
打ち上げの瞬間は祝祭的な歓びに満ちる。秋田県の実験場で行われた水平噴射
の燃焼実験もとんでもない迫力!
(上映協力:JAXA 宇宙航空研究本部)


『X線天文学への道』
1968年/21分/カラー/16mm上映/
企画:文部省/製作:岩波映画製作所/脚本:吉原順平/演出:矢部正男/
撮影:中山正昭/音楽:菊地雅春

【“すだれ”が謎の星をつかまえた!】
強いX線を出す天体を光学的に観測する新分野、X線天文学を解説した天文学映画
屈指の名作。1966年、東京天文台岡山観測所が、光の入射角を検知する「すだれ
コリメーター」を使ってさそり座X線の光学的同定に成功した。謎に包まれていた
X線星の正体が明らかになり、その後X線天文学は日本の「お家芸」とまで呼ばれ
ることになる。(上映協力:東京都立日比谷図書館


『マカリィ 大きな島の星の子たち』
2000年/39分/カラー/ビデオ版上映/
製作:U.N.Limited+星空上映実行委員会/演出:今泉文子/
撮影:西川 宏・田島正晴・太田耕介ほか/音楽:野田晴彦/語り手:イルカ

【厳寒のハワイ(!)にそびえる大望遠鏡】
近年の日本天文学界最大の話題、ハワイ島マウナケア山頂の大型赤外線望遠鏡
すばる望遠鏡」の建設記録で、本作『マカリィ』はそのこどもバージョン
(おとなバージョンは『未知への航海』)。「すばる」で働くスタッフと家族の
暮らしをこどもたちの視点から語る。ラスト、一晩の星の動きをあっという間
に体験できる、微速度撮影による満天の星空が圧巻!(上映協力:U.N.Limited)

19:30〜21:30 トークイベント「夏の科特隊まつりっ!」
ビールで乾杯後にスタートするトークイベント。1年間の捜査活動を振り返る
隊員座談会「プレイバック科特隊」、お宝映像披露、宇宙食の試食 (笑) などを
盛り込んだ真夏の夜のオフ会。シークレットゲストも登場!?
参加費:ドリンク&おつまみ付き おとな2,000円・こども1,000円


会場:neoneo坐(space neo)30席
千代田区神田小川町2-10-13 お茶ノ水ビル1F
都営新宿線 小川町駅 B5出口より徒歩1分
丸ノ内線 淡路町駅・千代田線 新御茶ノ水駅と連絡)
JR 御茶ノ水駅 聖橋口より徒歩5分